アレルギー性皮膚炎(アトピー性皮膚炎)は体のSOS

くしゃみする女の子

 

私の場合は中学で突然発症した花粉症が思春期で、多感な時期でもありもの凄く悲観したり、イライラしたりした記憶があります。
今ではかなり楽ですがそうなるまでは25年程の時期を要しました。

 

ただ、掛かった当初に比べれば年々薬でうまくコントロールできるようになってきたように思えます。
成長期から成人迄の間に身体のホルモンや免疫も変化したのかもしれません。

 

自分の息子が花粉症や皮膚のアレルギーになった時に単なる遺伝だと感じ、申し訳ない気持ちでした。

 

親なので妻と一緒に病院探しからその後は西洋医学一本ではなく漢方、そして食からの見直しで身体をアレルギーから守ると言うことを進めてきました。
それはアレルギー性皮膚炎の為、花粉症のためでした。

 

しかし、いろいろ調べるうちに見えてきたものがあります。

 

アレルギー反応が出るということは本当に悪いことなのか?

 

簡単に言えば身体に対して危険な物質の侵入を拒否する反応です。

 

日本人である我々にとって、本来不必要で身体に対して負荷をかけるものを「いらないよ」と拒んでいる、いわば、体からのSOSなのではないでしょうか。
その症状の一つがアトピー、喘息、花粉症として出て来るのではないでしょうか?




アレルギーに対しての免疫を失っていく牛乳、砂糖、リノール酸などは現代の生活習慣病や癌の基と言われてもいます。
摂取しすぎると身体の酸化が進み様々な悪い形で出て来るものばかりです。
それらは概ね日本人古来の健康な食事とはかけ離れた、戦後の豊かな生活の中で西洋から取り入れた食文化の落とし穴です。

 

一見、華やかで贅沢で幸せに見える洋食や洋菓子、冷凍食品、レトルト等の便利なもの、安定と低コストを目ざしたケミカルで汚染された食材達は間違い無くアレルギーの基であり、生活習慣病や癌、老いの元なのです。

 

幼児期からお菓子や清涼飲料水をばくばく食べて平気にしているアレルギーではない子供を見て恨めしく思うこともあるかもしれませんが、それはもうやめましょう。

 

見方を変えれば子供のうちにアレルギー反応が出る方が清浄な身体のセンサーなのかもしれないと考えましょう。

野菜

 

アレルギーに触れて、食の改善や生活の改善を出来ることで子供や疾患を持つ家族を通して家族皆が食に対して考え直すチャンスを貰えたと考えて欲しいと思います。

将来の癌の予防や糖尿、心臓、脳梗塞等のリスクは間違い無く減って行きます。シワやシミ等の女性の敵の老いの症状も軽減するでしょう。

そのうちに子供のアレルギーも薄らいで行くことは大いに期待できると思いますし、我が家もゆっくりと改善して行っていると思っています。